[画像・音響・情報分野]平田幸広研究室学生の研究紹介

 

コンピュータメディア工学科は4つの柱から構成されています
(学ぶ4本柱http://www.cs.suwa.tus.ac.jp/introduction-learn/ を参照)。
その一つである画像・音響・情報分野の平田幸広先生の研究室学生の研究内容を紹介します.

救急車が接近した時のドップラー効果

 

a.ドップラー効果の体験
 ドップラー効果とは,音源や観測者が移動している時,音源から発せられる音の周波数(高さ)が変化する,という現象です。
救急車が近づいてくるときはサイレンの音が高く聞こえ,遠ざかるときは低く聞こえるという体験をしたことがあると思います。

このドップラー効果,実際に実験するためには,音源や観測者の速度をコントロールしながらある程度の時間移動させることができる広い空間,サイレンのようなある程度の音量を出すことが可能な場所,など環境を整えるのがかなり難しいわけです。

エアロバイク

そこで,このような環境をCGの空間で表現しました。CGの空間の中で音源が動いたり,観測者が動いたりすることで音が高さが変わります。観測者は自動的に動く(動かされる)のではなく,エアロバイクをこぐことで自分の考えた速度で動けるようにしています。つまり,単なるシミュレーションではなく“体験”できるシステムの実現です。


b.磁界の可視化
 磁場は目に見えません。しかも3次元のベクトル場,イメージしにくいのも当然でしょう。そこで,ベクトル場をCG+3D立体映像により可視化を実現しました。もちろん本当の磁場ではなくシミュレーションです。

曲線状の形を自由自在に変えて計測できるセンサ

これを使ってコイルの形を表現。コイルのまわりの磁界も立体映像で見ることができます

しかし,これも単なるシミュレーションではなく,磁場を作る電流の形を変えたり,動かしたりといった操作を実際に行って,それに対する変化を目で見て確認できるシステムになっています。

c.その他
 ・Androidタブレットを使ったヒューマンインタフェース
 ・音楽のテンポに合わせて動くCGアニメーション
 ・キャンパスのCG化およびウォークスルー

 卒業研究:
 メディアラボ特集2-3Dコンピュータグラフィック実験装置:
 各研究分野の学生が理大祭にてブースを出展: